郷土歴史覚書之扣

郷土の歴史をより詳しく書いき

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

二十世中興應傳大和尚について

現在の本堂と庫裏(總受付) 師諱を應傳、靈感と号す。 生年月日は不明、お膝元下川村 本間與治右衛門(下川本間家本家)の出身 出家剃髪の後鶴岡市神明町の保春寺に入 る。卍山道白の弟子で保春寺七世雲嶽石 瑞の弟子となり、師の室に入って法を嗣 ぐ。應傳は卍…

十八世慧遠大和尚について

師諱を慧遠、弘道と号す。善宝寺十八世にして、五院普蔵院に輪住した。他転住等は不明である。大場秀弘老師著、曹洞宗庄内寺院年表を見ていくと慧遠大和尚と思しき僧があった。住山記と照らし合わせていくと、慧遠大和尚であると言える。 通幻派永源寺、一萬…

十七世 白雄大和尚について

師諱を白雄、英屋と号す。 善宝寺十七世にして、その他転住等の詳細は伝わっては無い、(著者の調べる限り)善宝寺の前期の歴代住職のなかでも謎な人物である。しかし總持寺住山記を見る限り、白雄大和尚の瑞世した記録がある。 無端派梵照寺七千四百七十六世…

善宝寺 本末関係について

山門 本末略図 開山〜十九世迄 總持寺-龍澤寺-乗慶寺-善宝寺-末寺(34) 享保五年、本末争論以降 總持寺-五院普蔵院-善宝寺-末寺(41) 現在 總持寺-善宝寺-末寺(39)-孫末寺 善宝寺末寺数享保度、34カ寺延享度、41カ寺現在、 39カ寺内訳庄内、 33カ寺秋田、 4カ…

26世大雲方丈様と龍王経②

大雲方丈様と龍王経の続きになります 大雲方丈様は、庄内出身の学僧・父幼老卵 様共に親しくされていて、大山祐性院や善 宝寺末寺、砂谷福重寺等に、歴住している。 また「老卵南桂」とも云う。 今に伝わる山門の「龍澤山」は父幼老卵様が、京都宇治興聖寺に…

26世大雲方丈様と龍王経①

大雲方丈の「龍字」 大雲方丈は、諱を祥嶽、大雲と号した。 生国と生年月日共に伝わっておらず、善宝寺 昇住以前については余り分かっていないが、 善宝寺26世・面野山忠圓寺9世 温海長徳寺14世を務めた。 今から凡そ240年余り前の方丈様である。 大雲方丈様…

龍澤山善宝寺住持歴代

善宝寺歴住様の事は余り知られていない し、これから重要なので先に書いておく。 現在、庄内の曹洞宗寺院のなかで、大抵 總持寺派であり、その中で善宝寺の末寺、 孫末寺院はかなりの割合で占めている。 と、思われる 一応転載はしないで頂きたい。 御開山御…

ブログ初心者です🙇

はじめに、ブログ書くに当りて一言 郷土史が好きな物です。興味のある方も、 ない方も、へーと少しでも思って頂けれ ば幸いですここでは主に善宝寺等を詳 しく紹介して行こうと思っております このご時世、絶対に誹謗中傷、ご批判も 有ると思いますが、何卒…